今回は80's後半と 90's regular 501を比較してみます。
ディテールの似た2本で生産に10年の差があります。
ちなみに比較サイズはどちらも同じでw31×l34です。
80'sはリジットを洗ってワンウォッシュかツーウォッシュの未使用品(以外80'sで表記)
90'sはデッドストックのワンウォッシュ
です。
80's後半の主な特徴は
インディゴは薄め
股上深め
紙パッチのlot表記は赤文字
90'sの主な特徴は
インディゴ濃い目
股上浅め
シルエット太め
紙パッチのlot表記は黒文字
と言ったところでしょうか。
それではディテールをなるべく詳しく比較していきます。
紙パッチ
上 80's 赤文字
下 90's 黒文字 在庫管理タグ付き
シルエット
90'sの方が太めです。
80'sの方が股上が深い
レングス
どちらも同じですが、80'sはstfでL34なので、縮んでL32位になっています。
ボトム
80'sの方が5mm位細い
アーキュエイトステッチ
80'sの方がアーキュエイトが浅い
80'sの方がポケットが下に付いています。
ハイウエストに見えます。
股上は80'sが深く、90'sが浅めです。
フロント
フライの部分は同じですが、フライの下の部分の長さが違います。
拡大
フロント
コインポケット
リベット
90'sはブロンズ
80'sはアルミ
フロントボタン
平行ステッチ
90'sは金色
80'sは紺
クインチは同じ感じ
ベルトループの取付位置が違います。
色は80'sが薄く90'sが濃い
80'sは毛羽立ちがすごい。
光と角度で白く見えます。
なので、知らない人が見たら埃っぽく見えてしまう位の毛羽立ちです。
洗濯タグ
80's
90's
80'sは収縮率が10%になっています。
世間の評価では80'sの方が低くかったです。
バックポケットの位置も80's前半のものはさらに低く年々上がってきましたが、90'sと比べるとやはり低いです。バックポケットの位置が低いとハイウエストに見えますが、最近はハイウエストがトレンドになってきているので、良いのかもしれません。
色落ちが早いとも言われています。
80'sの生地は毛羽立ちがすごいです。
90'sの生地はさほど毛羽立ちはありません。
最近はこのregular501米国製の評価が高くなり80'sの評価も高くなってきたように感じます。
個人売買のサイトを見ても80'sの方がタマ数が少ないので、自分に合ったものを探すのは大変です。