私は70's~90'sのトラッカージャケットスタイルが好きでDENIM JACKETを数枚持っています。
品番で言うと
557XX
558XX(557XXのロングバージョン)
70505
71205(70505のロングバージョン)
70506(ハンドウォーマー付き)
71506(70506のロングバージョン)
70507(70506の身幅ワイド)
あたりが好きですが、
557,558は別格でオリジナルは手が出ません。
70505から下の品番ですが、70505,71205はbigEがあります。この辺までは年代も分かるのですが、スモールeになると年代判別が分かりづらいです。
では年代判別のポイントを見ていきましょう。
70505はケアタグと呼ばれる布のタグが紙パッチの下に付いているものが古く70年代です。
続いて紙のタグが付きますが、収縮率の表示があるものも70年代後半~80年代前半です。
収縮率3%
続いて80年代
襟の紙パッチはこの印字
紙タグが2枚になります。
収縮率は表示がありません。
画像は70506なので80年代ですが基本的に70505も同じだと思います。
こちらは80年代でも中盤だと思います。
紙タグが2枚ではなく、1枚目のタグはビニールっぽいタグです。
続いて80年代後半
こちらは赤ラベルですが1987年製
タグの取付場所も胸ポケットの裏です。
続いて90年代
紙パッチはこの印字で品番の上に赤字でcare~が入ります。(一部80年代後半のものもあります。)
70506は90年前半でデカパッチ
品質表示ラベルは赤文字です。
90年代はラベルの取付場所はフロントボタンの裏です。
このタグになると裏を見ると正確な年代が判別できます。
この辺の年代だと、カナダ製も少し出てきます。
この後の世代になると、マカオ、香港、中国、日本製などが出てきます。生産国が変わるとタグの取付場所や位置もバラバラです。
これ以降の米国製はこの刺繍のデカタグです。多分LVCの規格しかないと思いますが。
71205,71506はロングバージョンですが、80~90年代リーバイスジャパンのリーバイスブックを確認しましたが、登場しません。
この2品番はリーバイスジャパンでの取扱いはなかったのかもしれません。なので流通量が少なく貴重だと思います。
品番の末尾-0217の意味についてですが、02はプリシュランク生地(防縮加工済み)、17は未洗い(リジット)を表しています。
-0216は02プリシュランク、16はリンス(ワンウォッシュ)を表しています。
-0316は03はブランケット付、16はリンスを表しています。
最近80's~90's米国製トラッカージャケットの人気が上がってきて、価格も上昇してきています。サイズ38~46位で、ダメージが無く、色の濃い目のもので¥5000を切っているものは見つけることができなくなってきました。
個人的には71506米国製バンドウォーマー付きのロングはあまり注目されていませんが、着丈が長く着やすくてお勧めです。たま数が少ないので、なかなか見つけられませんが、個人的には今一番気に入っています。日本製ファーストタイプも71506xxも出ていて、こちらは別ものなので注意しましょう。
デニムのインディゴですが、一般的に66前期までのディテールのものは天然インディゴが使われていて、66後期からは合成インディゴが使われていると言われています。
天然インディゴと合成インディゴの違いですが、天然インディゴから不純物を完全に取り除いたものが合成インディゴです。基本的に成分は同じです。しかし、天然インディゴは不純物を完全に取り除くことは不可能です。なので、天然インディゴで染めたデニムは合成インディゴで染めたものと比べると色が薄くなります。
これは天然インディゴ染めのS702XX
こちらは合成インディゴ染め90's regular501
部位は違いますが、風合いもかなり違います。
この辺はデニムジャケットも同じで、70年代のデニムジャケットはいい雰囲気があります。