今回はモックトゥブーツです。
No.225 RedWing Irish Setter 8179
それでは、なるべく詳しくディテールを見ていきましょう。
正面
アウトサイド
ヒール
8179はヒールに当て革があるのでピシッとしています。8165のようにふにゃっとした感じにはなりません。
タン 品番8179
シューレースは付け替えてあります。
タン 98年製 size8.5E
通称「四角犬タグ」
インソール
モックトゥ
8179はアイレット仕様
履き口もパイピングしてあります。
右サイド革
左サイド革
革の表情が使用する部位によって違います。
シボが多い部位とのっぺりした部位この時代位まではこんな表情が見られます。現在は右サイドのようなシボの部位を好まない方がいるようで、品質管理をし、すべて左サイドのような綺麗な革肌の部分になるように管理しているそうです。革の現在の物より分厚く、ザ・アメリカンっていう大味な感じがたまりません。
サイズは8.5Eです。8165は9DですがモックはワイズがEなので、8.5にしてみましたが、やっぱり9の方が良かったかもしれません。きつくはありませんが、ピッタリな感じです。
このタグは80年代犬タグの復刻版ですが、アイリッシュセッターと名乗れるのもこの頃までです。この復刻犬タグの前後の羽根刺繍までがアイリッシュセッターです。1999年レッドウイングとアイリッシュセッターが分社化してしまい、その後はクラッシクワークになります。なので、1999年までに販売されたモデルがアイリッシュセッターと名乗れるのです。
復刻犬タグの生産されていた年代は97年~99年で、このブラックアイリッシュセッター8179日本仕様で、欧州仕様は8130で、1995年~です。
私、個人的にはレッドウイングはブラックが好きです。古い年代の8インチのアイリッシュセッターも良いですが、茶系が多く、茶系だと色が黒っぽく変色しているものや、オイルが染込み過ぎているものがあり残念です。その点ブラックは変色が目立ちにくく、古い年代のものでも比較的綺麗に見えるので気に入っています。
最近俄かにレッドウイングの人気が上がってきている気がするのは私だけでしょうか?