今回もスウェットです。
No.537 80's SWEAT ラグランスリーブ
それでは、なるべく詳しくデティールを見ていきましょう。
正面

背面

襟

袖

脇下
こちらのラグランスリーブは以前紹介した2枚とも違って三角なしの裏面インターロック仕様

内側

タグ
MADE IN USA
アクリル・ポリエステルが多めで綿は20%

タグ裏

フリマサイトを巡回していると、時折「おっ」と思わされる出合いがあります。今回手に入れたのは、メーカー不明、いわゆるノーブランドの米国製ラグランスリーブスウェットです。
お値段は、驚きの1,000円。
一見すると何の変哲もない古着ですが、実際に手に取ってみると、これが意外にも「作業服のインナー」として理想的な一着でした。
1. 「綿ポリ」混紡だからこそのメリット
このスウェット、触ってみると綿の含有量が少なめで、ポリエステル混紡特有の少しドライな質感です。
大きなメリットは「洗濯しても縮みにくい」こと。
ガシガシ洗って、すぐ乾く。型崩れを気にせずデイリーに使い倒せるタフさは、まさにアメリカのプロダクトらしい実用性に溢れています。
2. インナーに最適な「Mサイズ」のタイト感
サイズ表記はMサイズ。アメリカ企画としてはやや小さめの作りで、一枚で着るには少しタイトなシルエットです。
しかし、今回の僕の目的は「作業服の下に着るインナー」。
ラグランスリーブなので肩周りの可動域が広く、腕を動かしても突っ張らない。さらにサイズがコンパクトなおかげで、上から作業着を羽織っても着膨れせず、スッキリと収まってくれます。
3. 1,000円という「道具」としての潔さ
ブランド名にこだわればキリがありませんが、1,000円という価格なら、汚れやダメージを気にせず「道具」として使い倒せます。
オイルで汚れようが、枝に引っ掛けようが、それがまたこのスウェットの「味」になっていく。メーカー不明の匿名性も相まって、気負わずに着られるのが最高に心地いい。
まとめ
「米国製」というちょっとしたロマンを感じつつ、実用性を最優先したセレクト。
おしゃれ着としての古着も楽しいですが、こんな風に「特定の目的のために、安くてタフな古着を探す」のも、フリマサイト活用の醍醐味かもしれません。
スウェット選びで意外と見落としがちなのが、袖の付け根の仕様です。一般的に多い「セットインスリーブ」と、今回僕が選んだ「ラグランスリーブ」には、見た目以上に大きな機能性の差があります。
動きやすさの「ラグラン」、見た目の「セットイン」
まず、最も一般的なのが「セットインスリーブ」です。肩の付け根から垂直に袖が縫い付けられており、Tシャツやジャケットと同じく「かっちり」としたシルエットになります。体のラインを綺麗に見せてくれる一方で、腕を上げる際に肩周りに少し抵抗を感じることがあります。
対して、今回購入したスウェットのような「ラグランスリーブ」は、襟元から脇にかけて斜めに切り替えが入っています。腕を動かすための可動域が広く、野球のユニフォームなどスポーツウェアによく採用される形です。
なぜ作業服のインナーに「ラグラン」がいいのか?
今回、あえてラグランを選んだのには明確な理由があります。
・肩の突っ張りが少ない
作業中は腕を上下左右に動かしますが、ラグランは肩周りにゆとりがあるため、タイトなサイズ感でも動きを邪魔しません。
・重ね着(レイヤード)してもゴロゴロしない
セットインの場合、インナーとアウターの「肩の縫い目」が同じ位置で重なり、肩が凝ったり動きにくくなったりすることがあります。ラグランは縫い目が分散されるため、作業服を上に羽織ってもスッキリと収まります。
・サイズ選びが寛容
セットインだと肩幅がズレると見栄えが悪くなりますが、ラグランは肩のラインが決まっていないため、Mサイズという少し小さめのサイズでも自然に馴染んでくれるんです。